陽虚(ようきょ)とは?温める力が不足し、冷えやすい体質
体を温める力「陽」が不足しやすいタイプです。手足やお腹・腰の冷え、寒がり、冷たいものでお腹をこわしやすい、朝が弱いなどに表れやすい傾向があります。
陽虚タイプの特徴(セルフチェック)
当てはまるものが多いほど、陽虚の傾向があると考えます。
- 手足・お腹・腰が冷える
- 寒がりで厚着になる
- 冷たいものでお腹をこわしやすい
- 朝が弱い・元気が出にくい
- 顔色が白っぽい
陽虚になりやすい生活の背景
- 冷たい飲食が多い
- 薄着・冷房の効いた環境
- 運動不足で筋肉量が少ない
陽虚タイプの養生
取り入れたい食材
しょうが・ねぎ、シナモン、えび、鶏肉・羊肉、かぼちゃ
生活のポイント
- お腹・腰・足首を温める
- 湯船に肩までつかる
- 朝いちばんに温かい飲み物
- 冷たい生ものを控えめに
セルフケアのツボ
- 関元(かんげん):おへそから指4本分下。手のひらやカイロで温める
- 太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
気持ちよいと感じる強さで、ゆっくり5秒×3回が目安。妊娠中の方、皮膚に異常がある方は控えてください。
よくある質問
陽虚と冷え性は同じですか?
冷えやすさは陽虚の代表的な表れですが、冷えの原因はさまざまです。
陽虚の人が気をつけたいことは?
冷たい飲食と薄着を避け、体を内側と外側から温めることが養生の基本とされます。
体質に合わせた出張鍼灸
はり処 弥勒堂では、お話をうかがってから体質に合わせた施術を行います(大阪府・兵庫県・京都府へ出張)。
漢方薬について相談したい方へ
鍼灸師は、病気の診断や薬の処方は行いません。漢方薬を試してみたい方や、症状が続く方は、医師の診察(オンライン診療を含む)で相談できます。
ほかの体質タイプ
- 気虚(ききょ):エネルギー不足で疲れやすい
- 気滞(きたい):ストレスでめぐりが滞り、張りやすい
- 血虚(けっきょ):栄養・うるおい不足で乾きやすい
- 瘀血(おけつ):血のめぐりが滞り、同じ所が痛みやすい
- 水滞(すいたい):水分がたまり、むくみ・重だるさが出やすい
- 陰虚(いんきょ):うるおい不足で、乾き・ほてりが出やすい
- 平和(へいわ):めぐりが比較的ととのっている
この解説は東洋医学の考え方にもとづく養生の目安で、病気の診断ではありません。症状が続く・強い場合や、漢方薬を検討する場合は、医師にご相談ください。