陰虚(いんきょ)とは?うるおい不足で、乾き・ほてりが出やすい体質
体を冷ましうるおす力「陰」が不足しやすいタイプです。口や喉、肌の乾き、手のひら・足の裏のほてり、寝汗などに表れやすい傾向があります。
陰虚タイプの特徴(セルフチェック)
当てはまるものが多いほど、陰虚の傾向があると考えます。
- 口や喉が乾きやすい
- 手のひら・足の裏がほてる
- 寝汗をかく
- 肌が乾燥しやすい
- 夕方から夜にほてりを感じる
陰虚になりやすい生活の背景
- 夜ふかし・睡眠不足
- 辛いもの・お酒のとりすぎ
- 暑さや乾燥した環境
- 働きすぎ
陰虚タイプの養生
取り入れたい食材
豆腐・豆乳、白きくらげ、梨、トマト、山芋・れんこん
生活のポイント
- 23時までに布団に入る
- 辛いもの・お酒を控えめに
- 部屋を加湿する
- 長風呂・サウナで汗をかきすぎない
セルフケアのツボ
- 太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
- 照海(しょうかい):内くるぶしの真下のくぼみ
気持ちよいと感じる強さで、ゆっくり5秒×3回が目安。妊娠中の方、皮膚に異常がある方は控えてください。
よくある質問
陰虚のほてりと更年期は関係がありますか?
年齢や生活の変化で陰が不足しやすくなると考えられていますが、ほてりの原因はさまざまです。続く場合は医療機関にご相談ください。
陰虚の人が気をつけたいことは?
睡眠をしっかりとり、辛いものや夜ふかしを控えることが養生の基本とされます。
体質に合わせた出張鍼灸
はり処 弥勒堂では、お話をうかがってから体質に合わせた施術を行います(大阪府・兵庫県・京都府へ出張)。
漢方薬について相談したい方へ
鍼灸師は、病気の診断や薬の処方は行いません。漢方薬を試してみたい方や、症状が続く方は、医師の診察(オンライン診療を含む)で相談できます。
ほかの体質タイプ
- 気虚(ききょ):エネルギー不足で疲れやすい
- 気滞(きたい):ストレスでめぐりが滞り、張りやすい
- 血虚(けっきょ):栄養・うるおい不足で乾きやすい
- 瘀血(おけつ):血のめぐりが滞り、同じ所が痛みやすい
- 水滞(すいたい):水分がたまり、むくみ・重だるさが出やすい
- 陽虚(ようきょ):温める力が不足し、冷えやすい
- 平和(へいわ):めぐりが比較的ととのっている
この解説は東洋医学の考え方にもとづく養生の目安で、病気の診断ではありません。症状が続く・強い場合や、漢方薬を検討する場合は、医師にご相談ください。