水滞(すいたい)とは?水分がたまり、むくみ・重だるさが出やすい体質
体の「水(津液)」のめぐりが滞り、余分な水分がたまりやすいタイプです。むくみや体の重だるさ、雨の日の不調、お腹のゆるさなどに表れやすい傾向があります。痰湿(たんしつ)・水毒とも呼ばれます。
水滞タイプの特徴(セルフチェック)
当てはまるものが多いほど、水滞の傾向があると考えます。
- むくみやすい
- 体が重だるい
- 雨や湿気の多い日に頭が重い・めまいがする
- 胃がちゃぷちゃぷする
- お腹がゆるくなりやすい
水滞になりやすい生活の背景
- 冷たい飲み物・甘いもの・脂っこいもののとりすぎ
- 運動不足で汗をかかない
- 湿気の多い環境
水滞タイプの養生
取り入れたい食材
とうもろこし(ひげ茶)、はと麦、小豆、冬瓜、しょうが
生活のポイント
- 冷たい飲み物を常温か温かいものに替える
- 軽く汗ばむ程度に体を動かす
- 甘いもの・脂っこいものを控えめにする
- 部屋の湿気を逃がす
セルフケアのツボ
- 陰陵泉(いんりょうせん):すねの内側を上になぞり、膝の下で指が止まるくぼみ
- 豊隆(ほうりゅう):外くるぶしと膝の外側を結んだ線の真ん中あたり
気持ちよいと感じる強さで、ゆっくり5秒×3回が目安。妊娠中の方、皮膚に異常がある方は控えてください。
よくある質問
水滞と水毒は同じですか?
どちらも体に余分な水分がたまりやすい状態を表す言葉で、ほぼ同じ意味で使われます。
水滞の人は水を飲まない方がいいですか?
水分を極端に減らす必要はありません。冷たいものを一度に多くとらず、温かいものを少しずつとるのがすすめられます。
体質に合わせた出張鍼灸
はり処 弥勒堂では、お話をうかがってから体質に合わせた施術を行います(大阪府・兵庫県・京都府へ出張)。
漢方薬について相談したい方へ
鍼灸師は、病気の診断や薬の処方は行いません。漢方薬を試してみたい方や、症状が続く方は、医師の診察(オンライン診療を含む)で相談できます。
ほかの体質タイプ
- 気虚(ききょ):エネルギー不足で疲れやすい
- 気滞(きたい):ストレスでめぐりが滞り、張りやすい
- 血虚(けっきょ):栄養・うるおい不足で乾きやすい
- 瘀血(おけつ):血のめぐりが滞り、同じ所が痛みやすい
- 陰虚(いんきょ):うるおい不足で、乾き・ほてりが出やすい
- 陽虚(ようきょ):温める力が不足し、冷えやすい
- 平和(へいわ):めぐりが比較的ととのっている
この解説は東洋医学の考え方にもとづく養生の目安で、病気の診断ではありません。症状が続く・強い場合や、漢方薬を検討する場合は、医師にご相談ください。