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東洋医学臨床論の出題傾向と、第35回の予測
東洋療法研修試験財団が公開している第30〜34回の問題(はり師・きゅう師 午後)を読み、2022年に出た新しい教科書『新版 東洋医学臨床論(はりきゅう編)』の章立てに当てはめました。第30回は旧教科書の時期です。
毎年のように出ている分野
| 神経根 | L4・L5・S1、頸部C5〜C7の高さと、反射・感覚・筋力の所見 |
|---|---|
| 頭痛 | 緊張型・片頭痛・群発頭痛の見分け方、施術してよいかの判断、生活指導 |
| 末梢神経の絞扼 | 手根管・肘部管・胸郭出口・橈骨神経(後骨間神経) |
| 徒手検査 | 検査の名前と、陽性で何を疑うか |
| 顔面神経麻痺 | 中枢性と末梢性の違い、後遺症、治療穴 |
| 罹患筋と治療穴 | 痛む筋から、局所の治療穴を選ぶ |
| 刺法・補瀉 | 十二刺・九刺・五刺、難経六十九難(補母瀉子)、迎随の補瀉 |
| 病証の症例 | 症例文から病証・治療方針・治療穴を選ぶ問題が毎年5〜8問 |
| 経脈病証・配穴 | 原絡配穴、八脈交会穴 |
新しい教科書で増えた分野(第31回以降)
医療面接・医療倫理、うつ(気分障害)、脱毛症、耳鳴り・難聴、排尿障害、女性(運動性無月経・不妊・骨盤位・帯下)、小児(疳の虫)、老年(認知症の評価法)、アトピーの生活指導、COPD、鍼通電のしくみ。新しい教科書は、どの症候も「注意を要するもの(医療機関に紹介すべきもの)→西洋医学の病態→東洋医学の病態→治療→生活指導」の順で書かれていて、問題もこの流れに沿っています。
第35回の予測:教科書にあって、まだほとんど出ていない項目
血圧の異常、肥満・やせ、歯痛、ED、発熱、出血傾向、性器出血、つわり、乳汁分泌不全、夜尿症、小児喘息、動悸・息切れ、食欲不振、カルテの書き方(POMR)、プライマリ・ケア。
使い方
予測は外れることもあります。まず「毎年出る分野」を確実にして、余裕があれば予測の項目を、新しい教科書の該当ページで「注意を要するもの」と「東洋医学の病態」を中心に読んでおきましょう。