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東洋医学概論の問題と解説

はり師・きゅう師国家試験の東洋医学概論から、よく出る知識を14問にまとめました。答えは「答えと解説を見る」を押すと出ます。アプリで解くと、同じ知識が四択と一問一答で毎回ちがう形で出ます。

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陰陽五行

問1 五行で「肝」と同じ系統(木)に属するものはどれか。

  1. 喜
  2. 恐
  3. 思
  4. 怒
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答え:4. 怒
木:肝・胆・怒・酸・青・目・筋・風・春。喜は心(火)、思は脾(土)、恐は腎(水)です。

ここがポイント 五行色体表は「五臓・五腑・五志・五味・五色・五官・五主・五悪・五季」の横並びで覚えます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「五行」を引いて確かめよう

問2 五行の相生関係で、「火」を生むものはどれか。

  1. 金
  2. 土
  3. 水
  4. 木
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答え:4. 木
相生は木→火→土→金→水→木。木が燃えて火を生む、と覚えます。

ここがポイント 相生は「母子関係」。火の母は木、火の子は土。六十九難の補瀉にもつながる大事な考え方です。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「相生」を引いて確かめよう

問3 五行の相剋関係で、「土」を剋するものはどれか。

  1. 木
  2. 水
  3. 金
  4. 火
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答え:1. 木
相剋は木→土→水→火→金→木。木(根)が土を押さえる、と覚えます。

ここがポイント 相剋は一つ飛ばし。木剋土・土剋水・水剋火・火剋金・金剋木。相乗(剋しすぎ)・相侮(逆に剋す)も出ます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「相剋」を引いて確かめよう

臓腑

問4 「血を蔵し、疏泄をつかさどる」臓はどれか。

  1. 腎
  2. 脾
  3. 心
  4. 肝
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答え:4. 肝
肝は蔵血と疏泄。心は血脈と神志、脾は運化・統血・昇清、腎は蔵精・納気・水をつかさどります。

ここがポイント 肝の失調は、疏泄の失調(イライラ・脇の張り)と蔵血の失調(月経不順・目のかすみ)の2系統で考えます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「疏泄」を引いて確かめよう

問5 「運化と統血」をつかさどる臓はどれか。

  1. 脾
  2. 肝
  3. 心
  4. 肺
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答え:1. 脾
脾は飲食物から気血の材料をつくって運び(運化)、血が脈から漏れないようにします(統血)。

ここがポイント 脾は「後天の本」。脾気虚で食欲不振・軟便・倦怠感、統血失調で不正出血・皮下出血がみられます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「運化」を引いて確かめよう

問6 「宣発と粛降」をつかさどる臓はどれか。

  1. 肺
  2. 腎
  3. 脾
  4. 肝
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答え:1. 肺
肺は気を全身に広げ(宣発)、下へ降ろします(粛降)。水の通り道を整える(通調水道)働きもあります。

ここがポイント 肺は「水の上源」。宣発が失調すると咳・鼻づまり・無汗、粛降が失調すると咳・喘息・むくみになります。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「宣発」を引いて確かめよう

問7 「納気」をつかさどる臓はどれか。

  1. 心
  2. 脾
  3. 腎
  4. 肺
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答え:3. 腎
腎は肺が吸い込んだ気を深く納めます(納気)。うまくいかないと、息を吸いにくい呼吸の浅さが出ます。

ここがポイント 腎は「先天の本」。納気の失調(腎不納気)は、吸気が浅く、動くと息切れする慢性の喘息として出ます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「納気」を引いて確かめよう

気血津液

問8 気の作用のうち、汗や尿、血などが漏れ出ないようにする作用はどれか。

  1. 防御作用
  2. 推動作用
  3. 固摂作用
  4. 温煦作用
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答え:3. 固摂作用
気の作用は、推動・温煦・防御・固摂・気化。固摂は血・汗・尿・精などを漏らさない働きです。

ここがポイント 推動=動かす、温煦=温める、防御=外邪を防ぐ、固摂=漏らさない、気化=変化させる。名前と作用のセットで。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「固摂」を引いて確かめよう

病因病機

問9 七情のうち「脾」を傷りやすいものはどれか。

  1. 怒
  2. 喜
  3. 思
  4. 恐
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答え:3. 思
怒は肝、喜は心、思は脾、悲・憂は肺、恐・驚は腎を傷りやすいとされます。

ここがポイント 怒すれば気上る・喜べば気緩む・思えば気結す・悲しめば気消ゆ・恐るれば気下る・驚けば気乱る。気の動きも出ます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「七情」を引いて確かめよう

問10 六淫のうち、重く粘りやすく、下半身に影響が出やすい邪はどれか。

  1. 風邪
  2. 火邪
  3. 燥邪
  4. 湿邪
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答え:4. 湿邪
湿邪は重濁・粘滞の性質で、下に向かいやすく、脾を傷りやすい邪です。

ここがポイント 六淫の性質:風=上・動く、寒=凝滞・収引、暑=夏・汗、湿=重濁・粘滞、燥=乾燥・肺、火=炎上。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「湿邪」を引いて確かめよう

四診

問11 瘀血でみられる舌の色はどれか。

  1. 紅
  2. 絳
  3. 淡白
  4. 紫
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答え:4. 紫
紫や紫の斑点(瘀斑)は瘀血。淡白は気血の不足や陽虚、紅・絳は熱を示します。

ここがポイント 舌色=淡白(虚・寒)、紅(熱)、絳(熱が深い)、紫(瘀血)。苔は表裏と寒熱・湿の程度をみます。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「瘀血」を引いて確かめよう

問12 病が表にあることを示す脈はどれか。

  1. 細脈
  2. 沈脈
  3. 遅脈
  4. 浮脈
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答え:4. 浮脈
浮は表、沈は裏、数は熱、遅は寒。細は血虚や陰虚でみられます。

ここがポイント 浮沈=病の位置、遅数=寒熱、虚実=正気と邪気。滑脈は痰湿・妊娠、弦脈は肝・痛み、渋脈は瘀血です。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「浮脈」を引いて確かめよう

問13 膩苔(じとっとした厚い苔)が示すものはどれか。

  1. 陰虚
  2. 寒邪の初期
  3. 湿や痰
  4. 血虚
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答え:3. 湿や痰
膩苔は湿や痰飲、食滞を示します。黄色ければ湿熱です。

ここがポイント 苔の色:白=表・寒、黄=裏・熱。苔の質:薄=軽い、厚=重い、膩=湿痰、剥落(地図状)=胃陰虚。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「膩苔」を引いて確かめよう

弁証

問14 太陽病の特徴はどれか。

  1. 高熱・口渇・脈洪大
  2. 往来寒熱・胸脇苦満
  3. 下痢・腹満・手足の冷え
  4. 悪寒・発熱・頭項強痛・脈浮
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答え:4. 悪寒・発熱・頭項強痛・脈浮
太陽病は表証で、悪寒・発熱・頭痛とうなじのこわばり・浮脈。往来寒熱は少陽病、高熱口渇は陽明病です。

ここがポイント 三陽病は太陽(表)→少陽(半表半裏)→陽明(裏)。三陰病は太陰・少陰・厥陰。傷寒論の六経弁証です。

教科書で確かめよう:『新版 東洋医学概論』の索引で「太陽病」を引いて確かめよう

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