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臨床医学総論の問題と解説

はり師・きゅう師国家試験の臨床医学総論から、よく出る知識を10問にまとめました。答えは「答えと解説を見る」を押すと出ます。アプリで解くと、同じ知識が四択と一問一答で毎回ちがう形で出ます。

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バイタルと診察

問1 成人の安静時の呼吸数の基準として正しいのはどれか。

  1. 25〜35回/分
  2. 40回/分以上
  3. 12〜20回/分
  4. 5〜10回/分
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答え:3. 12〜20回/分
成人の呼吸数はおよそ12〜20回/分、脈拍は60〜100回/分が目安です。

ここがポイント 成人のバイタル目安:呼吸12〜20回、脈拍60〜100回、体温36〜37℃、血圧は120/80mmHg未満が正常。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「呼吸」を引いて確かめよう

問2 代謝性アシドーシスでみられる、深く大きな呼吸はどれか。

  1. 起座呼吸
  2. チェーン・ストークス呼吸
  3. クスマウル呼吸
  4. ビオー呼吸
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答え:3. クスマウル呼吸
クスマウル呼吸は糖尿病性ケトアシドーシスなどでみられる深く大きい呼吸。チェーン・ストークス呼吸は無呼吸と過呼吸をくり返します。

ここがポイント クスマウル=深く大きい規則的、チェーン・ストークス=無呼吸⇄過呼吸、ビオー=不規則な呼吸と無呼吸(脳圧亢進)。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「クスマウル呼吸」を引いて確かめよう

問3 チアノーゼが現れるのは、毛細血管中の還元ヘモグロビンがおよそいくつ以上のときか。

  1. 10g/dL
  2. 15g/dL
  3. 1g/dL
  4. 5g/dL
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答え:4. 5g/dL
還元ヘモグロビンが5g/dL以上になると皮膚や粘膜が青紫色になります。貧血が強いと出にくくなります。

ここがポイント 量で決まるので、多血症では出やすく、強い貧血では出にくい。中心性(肺・心)と末梢性(循環不全)に分けます。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「チアノーゼ」を引いて確かめよう

神経の診察

問4 アキレス腱反射の中枢はどれか。

  1. C6
  2. S1
  3. L4
  4. Th10
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答え:2. S1
上腕二頭筋反射C5〜6、上腕三頭筋反射C7、膝蓋腱反射L2〜4(L4)、アキレス腱反射S1です。

ここがポイント 反射の中枢は「2-3-4で膝、5-6で二頭、7で三頭、S1でアキレス」と数字で覚えます。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「アキレス腱反射」を引いて確かめよう

問5 錐体路障害でみられる病的反射はどれか。

  1. 膝蓋腱反射
  2. 咽頭反射
  3. バビンスキー反射
  4. 角膜反射
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答え:3. バビンスキー反射
バビンスキー反射は足底をこすると母趾が背屈する病的反射で、錐体路障害を示します。

ここがポイント 錐体路障害=腱反射亢進・病的反射出現・痙性麻痺。末梢神経障害=腱反射低下・弛緩性麻痺・筋萎縮。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「バビンスキー」を引いて確かめよう

問6 意識レベルを評価する方法はどれか。

  1. バーセル指数
  2. 徒手筋力テスト
  3. グラスゴー・コーマ・スケール
  4. ブルンストロームステージ
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答え:3. グラスゴー・コーマ・スケール
意識レベルはGCS(開眼・言語・運動)やJCS(3-3-9度方式)で評価します。

ここがポイント GCSは15点満点(最低3点)で点数が低いほど重い。JCSは数字が大きいほど重い。逆なので注意。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「グラスゴー・コーマ・スケール」を引いて確かめよう

症候

問7 小刻み歩行がみられる疾患はどれか。

  1. パーキンソン病
  2. 小脳梗塞
  3. 腓骨神経麻痺
  4. 筋ジストロフィー
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答え:1. パーキンソン病
パーキンソン病は小刻み・すくみ足・突進歩行。腓骨神経麻痺は鶏歩、筋ジストロフィーは動揺性歩行、小脳障害は失調性歩行です。

ここがポイント 歩行と病気の組み合わせは毎年のように出ます。はさみ脚歩行=痙性対麻痺、間欠性跛行=閉塞性動脈硬化症・脊柱管狭窄症。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「パーキンソン病」を引いて確かめよう

問8 黄疸の原因となる物質はどれか。

  1. クレアチニン
  2. ビリルビン
  3. 尿素窒素
  4. 尿酸
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答え:2. ビリルビン
血中のビリルビンが増えると皮膚や眼球結膜が黄色くなります(黄疸)。

ここがポイント 黄疸は眼球結膜(白目)で気づきやすい。間接ビリルビン↑は溶血、直接ビリルビン↑は肝・胆道の障害です。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「ビリルビン」を引いて確かめよう

検査

問9 過去1〜2か月の平均的な血糖の状態を示す検査はどれか。

  1. 空腹時血糖
  2. 尿糖
  3. HbA1c
  4. インスリン
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答え:3. HbA1c
HbA1cは赤血球の寿命の関係で、過去1〜2か月の平均的な血糖を反映します。

ここがポイント HbA1cは6.5%以上が糖尿病型の目安。空腹時血糖はその時点の値で、平均は見られません。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「HbA1c」を引いて確かめよう

問10 アルコール性の肝障害で上がりやすい検査値はどれか。

  1. アミラーゼ
  2. BNP
  3. γ-GTP
  4. CK
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答え:3. γ-GTP
γ-GTPは飲酒で上がりやすい酵素。CKは筋、アミラーゼは膵臓、BNPは心不全の指標です。

ここがポイント AST・ALTは肝細胞の障害、γ-GTPは胆道系とアルコール。CKは心筋梗塞・筋疾患で上がります。

教科書で確かめよう:『臨床医学総論』の索引で「γ-GTP」を引いて確かめよう

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