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リハビリテーション医学の問題と解説

はり師・きゅう師国家試験のリハビリテーション医学から、よく出る知識を8問にまとめました。答えは「答えと解説を見る」を押すと出ます。アプリで解くと、同じ知識が四択と一問一答で毎回ちがう形で出ます。

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評価

問1 ICF(国際生活機能分類)の構成要素に含まれないものはどれか。

  1. 活動
  2. 心身機能・身体構造
  3. 参加
  4. 能力低下
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答え:4. 能力低下
ICFは、心身機能・身体構造、活動、参加と、環境因子・個人因子で生活機能をとらえます。「能力低下」は以前のICIDHの用語です。

ここがポイント ICIDH(1980年)は機能障害・能力低下・社会的不利のマイナス面中心。ICF(2001年)は生活機能のプラス面も含めてとらえます。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「ICF」を引いて確かめよう

問2 徒手筋力テスト(MMT)で、重力に抗して全可動域を動かせるが、抵抗には抗せない段階はどれか。

  1. 2
  2. 4
  3. 1
  4. 3
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答え:4. 3
5は強い抵抗、4は中等度の抵抗に抗せる、3は重力に抗して全可動域、2は重力を除けば全可動域、1は収縮のみ、0は収縮なしです。

ここがポイント 「3」が重力の境目。3以上は重力に抗せる、2以下は重力を除いた肢位で評価します。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「徒手筋力」を引いて確かめよう

問3 日常生活動作(ADL)を評価する方法はどれか。

  1. MMT
  2. バーセル指数
  3. ブルンストロームステージ
  4. ROM-T
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答え:2. バーセル指数
ADLの評価にはバーセル指数やFIMを使います。MMTは筋力、ROM-Tは関節可動域、ブルンストロームステージは片麻痺の回復段階です。

ここがポイント バーセル指数は100点満点、FIMは18〜126点。FIMは「している」ADLを評価します。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「バーセル指数」を引いて確かめよう

障害別

問4 片麻痺の人がT字杖を持つ手はどれか。

  1. 健側の手
  2. 利き手
  3. 患側の手
  4. 両手
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答え:1. 健側の手
杖は健側で持ちます。三動作歩行は「杖→患側の足→健側の足」の順です。

ここがポイント 階段は「上りは健側から、下りは患側から」。杖も下りでは先に下ろします。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「杖」を引いて確かめよう

問5 ブローカ失語の特徴はどれか。

  1. 復唱だけができない
  2. 文字だけが読めない
  3. 話は流暢だが、理解が悪い
  4. 話すのがたどたどしいが、理解は比較的よい
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答え:4. 話すのがたどたどしいが、理解は比較的よい
ブローカ失語(運動性失語、前頭葉)は非流暢で理解は比較的保たれます。ウェルニッケ失語(感覚性失語、側頭葉)は流暢だが理解が悪くなります。

ここがポイント ブローカ=前頭葉(下前頭回)・運動性・非流暢、ウェルニッケ=側頭葉(上側頭回)・感覚性・流暢。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「ブローカ」を引いて確かめよう

問6 褥瘡が最も起こりやすい部位はどれか(仰臥位)。

  1. 前腕
  2. 大腿前面
  3. 腹部
  4. 仙骨部
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答え:4. 仙骨部
仰臥位では仙骨部・踵・後頭部など、骨が出ていて圧がかかる所に起こりやすいです。

ここがポイント 側臥位では大転子部、腹臥位では膝・腸骨稜。2時間ごとの体位変換が予防の基本です。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「褥瘡」を引いて確かめよう

問7 長く安静にしていたことで起こる廃用症候群に含まれないものはどれか。

  1. 関節拘縮
  2. 筋力の増強
  3. 起立性低血圧
  4. 筋萎縮
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答え:2. 筋力の増強
廃用症候群には、筋萎縮・関節拘縮・骨萎縮・起立性低血圧・褥瘡・心肺機能の低下などがあります。

ここがポイント 廃用症候群は「動かないこと」で全身に起こります。予防の基本は早期離床です。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「廃用症候群」を引いて確かめよう

問8 頸髄損傷で、手関節の背屈が可能となる最も高い残存髄節はどれか。

  1. C5
  2. C6
  3. C4
  4. C8
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答え:2. C6
C6が残存すると手関節の背屈ができ、テノデーシス作用を使った把持や自助具の利用が可能になります。

ここがポイント C5で肘の屈曲、C6で手関節背屈、C7で肘の伸展、C8で指の屈曲。残存レベルとできる動作のセットで出ます。

教科書で確かめよう:『リハビリテーション医学』の索引で「頸髄損傷」を引いて確かめよう

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