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解剖学の問題と解説

はり師・きゅう師国家試験の解剖学から、よく出る知識を13問にまとめました。答えは「答えと解説を見る」を押すと出ます。アプリで解くと、同じ知識が四択と一問一答で毎回ちがう形で出ます。

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骨と関節

問1 鎖骨と関節をつくるのはどれか。

  1. 肩甲骨の肩峰
  2. 上腕骨頭
  3. 肩甲骨の関節窩
  4. 第2肋骨
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答え:1. 肩甲骨の肩峰
鎖骨は内側で胸骨柄(胸鎖関節)、外側で肩甲骨の肩峰(肩鎖関節)と関節をつくります。

ここがポイント 鎖骨は上肢と体幹をつなぐ唯一の骨。胸鎖関節は鞍関節、肩鎖関節は平面関節です。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「鎖骨」を引いて確かめよう

問2 椎骨の数で正しいのはどれか。

  1. 腰椎6個
  2. 胸椎7個
  3. 頸椎8個
  4. 頸椎7個
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答え:4. 頸椎7個
頸椎7、胸椎12、腰椎5。仙骨と尾骨は癒合しています。

ここがポイント 椎骨は頸7・胸12・腰5・仙骨(5個が癒合)・尾骨(3〜5個)。第1頸椎は環椎、第2は軸椎、第7は隆椎です。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「椎骨」を引いて確かめよう

問3 膝関節の内側半月が付着し、損傷しやすい靱帯はどれか。

  1. 内側側副靱帯
  2. 膝蓋靱帯
  3. 後十字靱帯
  4. 外側側副靱帯
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答え:1. 内側側副靱帯
内側半月は内側側副靱帯と結合しているため、外反ストレスで一緒に損傷しやすくなります(不幸の三徴)。

ここがポイント 不幸の三徴=前十字靱帯・内側側副靱帯・内側半月の同時損傷。外側半月は外側側副靱帯と結合しません。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「内側半月」を引いて確かめよう

筋

問4 肩関節の外転の始めに働く回旋筋腱板の筋はどれか。

  1. 棘下筋
  2. 棘上筋
  3. 肩甲下筋
  4. 小円筋
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答え:2. 棘上筋
棘上筋は外転の初動、棘下筋・小円筋は外旋、肩甲下筋は内旋に働きます。

ここがポイント 回旋筋腱板(ローテーターカフ)=棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋。断裂が多いのは棘上筋です。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「棘上筋」を引いて確かめよう

問5 股関節を屈曲する筋はどれか。

  1. 腸腰筋
  2. 大殿筋
  3. 大腿二頭筋
  4. 中殿筋
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答え:1. 腸腰筋
腸腰筋は股関節の最も強い屈筋。大殿筋は伸展、大腿二頭筋は伸展と膝屈曲、中殿筋は外転です。

ここがポイント 腸腰筋=大腰筋+腸骨筋(大腿神経・腰神経叢)。大殿筋は下殿神経、中殿筋は上殿神経です。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「腸腰筋」を引いて確かめよう

問6 足関節を背屈する筋はどれか。

  1. ヒラメ筋
  2. 後脛骨筋
  3. 腓腹筋
  4. 前脛骨筋
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答え:4. 前脛骨筋
前脛骨筋は背屈と内がえし。腓腹筋・ヒラメ筋は底屈、後脛骨筋は底屈と内がえしです。

ここがポイント 下腿前面の筋(前脛骨筋など)は深腓骨神経で背屈、後面の筋は脛骨神経で底屈。腓骨神経麻痺で下垂足になります。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「前脛骨筋」を引いて確かめよう

神経

問7 正中神経が支配する筋はどれか。

  1. 短母指外転筋
  2. 骨間筋
  3. 母指内転筋
  4. 小指外転筋
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答え:1. 短母指外転筋
母指球筋の多く(短母指外転筋など)は正中神経。母指内転筋・小指球筋・骨間筋は尺骨神経です。

ここがポイント 正中神経麻痺=猿手、尺骨神経麻痺=鷲手、橈骨神経麻痺=下垂手。セットで出ます。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「正中神経」を引いて確かめよう

問8 大腿四頭筋を支配する神経はどれか。

  1. 脛骨神経
  2. 大腿神経
  3. 坐骨神経
  4. 閉鎖神経
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答え:2. 大腿神経
大腿四頭筋は大腿神経(L2〜L4)。膝蓋腱反射の中枢もL2〜L4です。

ここがポイント 大腿神経は大腿前面の伸筋群(四頭筋・縫工筋)、閉鎖神経は内転筋群、坐骨神経はハムストリングスです。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「大腿神経」を引いて確かめよう

問9 脳神経のうち、顔面の表情筋を支配するのはどれか。

  1. 迷走神経
  2. 顔面神経
  3. 三叉神経
  4. 舌咽神経
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答え:2. 顔面神経
表情筋は顔面神経(第Ⅶ脳神経)。三叉神経は顔の感覚と咀嚼筋です。

ここがポイント 顔面神経は表情筋のほか、舌の前2/3の味覚・涙腺・唾液腺(顎下腺・舌下腺)も担当します。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「顔面神経」を引いて確かめよう

内臓と循環

問10 門脈に血液を送らないのはどれか。

  1. 脾臓
  2. 小腸
  3. 胃
  4. 腎臓
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答え:4. 腎臓
門脈は、胃・小腸・大腸・脾臓・膵臓などの血液を集めて肝臓へ運びます。腎臓の静脈は下大静脈に入ります。

ここがポイント 門脈は「腹部の消化管と脾・膵」から肝臓へ。腎・副腎・性腺の静脈は下大静脈(左性腺静脈は左腎静脈)へ。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「門脈」を引いて確かめよう

問11 右心室から出る血管はどれか。

  1. 大動脈
  2. 肺静脈
  3. 肺動脈
  4. 上大静脈
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答え:3. 肺動脈
右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房→左心室→大動脈の順に流れます。

ここがポイント 動脈・静脈は「血液の性質」ではなく「心臓から出るか、戻るか」で決まります。肺動脈には静脈血が流れます。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「肺動脈」を引いて確かめよう

問12 胆汁をつくる臓器はどれか。

  1. 十二指腸
  2. 膵臓
  3. 胆嚢
  4. 肝臓
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答え:4. 肝臓
胆汁は肝臓でつくられ、胆嚢でためて濃縮され、十二指腸に出されます。

ここがポイント 肝臓がつくり、胆嚢は貯めて濃縮するだけ。胆汁に消化酵素は含まれず、脂肪を乳化します。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「胆汁」を引いて確かめよう

問13 腹膜後器官はどれか。

  1. 横行結腸
  2. 腎臓
  3. 空腸
  4. 胃
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答え:2. 腎臓
腎臓・十二指腸(大部分)・膵臓・上行結腸・下行結腸などは腹膜後器官。胃・空腸・横行結腸は腹膜内器官です。

ここがポイント 腹膜後器官の覚え方:腎・副腎・尿管・膵臓・十二指腸・上行/下行結腸・腹大動脈・下大静脈。

教科書で確かめよう:『解剖学』の索引で「腹膜後器官」を引いて確かめよう

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