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衛生学・公衆衛生学の問題と解説

はり師・きゅう師国家試験の衛生学・公衆衛生学から、よく出る知識を14問にまとめました。答えは「答えと解説を見る」を押すと出ます。アプリで解くと、同じ知識が四択と一問一答で毎回ちがう形で出ます。

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予防と疫学

問1 二次予防にあたるのはどれか。

  1. 禁煙教育
  2. リハビリテーション
  3. がん検診
  4. 予防接種
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答え:3. がん検診
一次予防は病気にならないため(予防接種・健康教育)、二次予防は早期発見・早期治療(検診)、三次予防は悪化防止と社会復帰(リハビリテーション)です。

ここがポイント 一次=かからない、二次=早く見つける、三次=悪化を防ぎ戻る。検診・スクリーニングは二次です。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「予防医学」を引いて確かめよう

問2 ある時点で病気をもっている人の割合を示すのはどれか。

  1. 死亡率
  2. 致命率
  3. 有病率
  4. 罹患率
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答え:3. 有病率
有病率はある時点の患者の割合、罹患率は一定期間に新しく病気になった人の割合です。

ここがポイント 有病率=ある時点の「存在」、罹患率=期間内の「発生」。慢性の病気ほど有病率が高くなります。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「有病率」を引いて確かめよう

問3 病気になった人とならなかった人を比べ、過去の要因をさかのぼって調べる研究はどれか。

  1. 介入研究
  2. 横断研究
  3. コホート研究
  4. 症例対照研究
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答え:4. 症例対照研究
症例対照研究は過去にさかのぼる研究。コホート研究は要因の有無で分けた集団を将来に向かって追跡します。

ここがポイント 症例対照=過去へ(後ろ向き)、コホート=未来へ(前向き)。相対危険はコホート、オッズ比は症例対照で求めます。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「症例対照」を引いて確かめよう

感染症

問4 空気感染(飛沫核感染)するのはどれか。

  1. インフルエンザ
  2. 結核
  3. ノロウイルス感染症
  4. B型肝炎
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答え:2. 結核
空気感染するのは結核・麻疹・水痘。インフルエンザは主に飛沫感染、ノロは経口感染、B型肝炎は血液・体液を介して感染します。

ここがポイント 空気感染は「結・麻・水(けつ・ま・すい)」の3つだけ、と覚えます。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「空気感染」を引いて確かめよう

問5 血液を介して感染するのはどれか。

  1. コレラ
  2. B型肝炎
  3. A型肝炎
  4. 麻疹
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答え:2. B型肝炎
B型・C型肝炎とHIVは血液・体液を介して感染します。鍼では針刺し事故と使い回しに特に注意が必要です。A型肝炎とコレラは経口感染です。

ここがポイント 鍼灸と最も関係が深い分野。ディスポーザブル鍼の使用と、針刺し事故の対応が実技でも問われます。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「B型肝炎」を引いて確かめよう

問6 芽胞まで死滅させることができる方法はどれか。

  1. 高圧蒸気滅菌
  2. 消毒用エタノール
  3. 逆性石けん
  4. 煮沸10分
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答え:1. 高圧蒸気滅菌
高圧蒸気滅菌(オートクレーブ、121℃で15〜20分など)は芽胞まで死滅させます。エタノールや逆性石けんは芽胞に効きません。

ここがポイント 芽胞を殺せるのは滅菌(高圧蒸気・乾熱・EOG)と一部の高水準消毒薬。消毒用エタノールは芽胞に無効です。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「高圧蒸気」を引いて確かめよう

食品と環境

問7 海産魚介類が原因になりやすく、好塩性の食中毒菌はどれか。

  1. 黄色ブドウ球菌
  2. カンピロバクター
  3. 腸炎ビブリオ
  4. ボツリヌス菌
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答え:3. 腸炎ビブリオ
腸炎ビブリオは塩分を好み、刺身など海産物が原因になります。真水で洗うと減らせます。

ここがポイント 夏の刺身=腸炎ビブリオ。鶏肉=カンピロバクター、卵=サルモネラ、カレーの作り置き=ウェルシュ菌。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「腸炎ビブリオ」を引いて確かめよう

問8 毒素が熱に強く、加熱しても食中毒を防ぎにくい菌はどれか。

  1. カンピロバクター
  2. サルモネラ
  3. 黄色ブドウ球菌
  4. 腸炎ビブリオ
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答え:3. 黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンは耐熱性。手指の傷(化膿巣)から食品に付くことが多いです。

ここがポイント 菌は加熱で死んでも毒素が残るのが毒素型。黄色ブドウ球菌とセレウス菌(嘔吐型)が代表です。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「ブドウ球菌」を引いて確かめよう

問9 水俣病の原因物質はどれか。

  1. ヒ素
  2. カドミウム
  3. 二酸化硫黄
  4. メチル水銀
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答え:4. メチル水銀
水俣病はメチル水銀、イタイイタイ病はカドミウム、四日市ぜんそくは二酸化硫黄などの大気汚染が原因です。

ここがポイント 四大公害病:水俣病・新潟水俣病(メチル水銀)、イタイイタイ病(カドミウム)、四日市ぜんそく(大気汚染)。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「水俣病」を引いて確かめよう

問10 ヘモグロビンとの結合力が酸素よりはるかに強く、中毒を起こす気体はどれか。

  1. 二酸化炭素
  2. オゾン
  3. 窒素
  4. 一酸化炭素
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答え:4. 一酸化炭素
一酸化炭素はヘモグロビンと強く結合し、酸素を運べなくします。

ここがポイント COの結合力は酸素の約200倍以上。不完全燃焼で発生し、無色・無臭なので気づきにくいのが特徴です。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「一酸化炭素」を引いて確かめよう

人口と保健

問11 乳児死亡率の「乳児」とはどの期間か。

  1. 生後1年未満
  2. 生後1週未満
  3. 生後6か月未満
  4. 生後4週未満
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答え:1. 生後1年未満
乳児は生後1年未満、新生児は生後4週(28日)未満、早期新生児は生後1週未満です。

ここがポイント 乳児(1年未満)>新生児(4週未満)>早期新生児(1週未満)。乳児死亡率は出生千対で表します。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「乳児死亡」を引いて確かめよう

問12 老年人口とされる年齢はどれか。

  1. 60歳以上
  2. 70歳以上
  3. 75歳以上
  4. 65歳以上
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答え:4. 65歳以上
年少人口は0〜14歳、生産年齢人口は15〜64歳、老年人口は65歳以上です。

ここがポイント 老年人口割合(高齢化率)が7%で高齢化社会、14%で高齢社会、21%で超高齢社会です。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「老年人口」を引いて確かめよう

問13 労働衛生の3管理に含まれないものはどれか。

  1. 作業環境管理
  2. 作業管理
  3. 賃金管理
  4. 健康管理
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答え:3. 賃金管理
労働衛生の3管理は、作業環境管理・作業管理・健康管理です。

ここがポイント 3管理+「総括管理」「労働衛生教育」で5管理。賃金・人事は含みません。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「作業環境管理」を引いて確かめよう

問14 母子健康手帳を交付するのはどこか。

  1. 保健所長
  2. 医療機関
  3. 市町村
  4. 都道府県
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答え:3. 市町村
妊娠の届出を受けて、市町村が母子健康手帳を交付します(母子保健法)。

ここがポイント 母子保健の窓口は市町村。妊娠の届出→母子健康手帳→健診・訪問指導の流れで覚えます。

教科書で確かめよう:『衛生学・公衆衛生学』の索引で「母子健康手帳」を引いて確かめよう

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